首里城ほぼ全焼

並里義明建築研究所

2019年10月31日 06:25

今朝2:00頃火災発生、世界遺産である首里城が火災で全焼、正殿は崩れ落ち、両側に建つ北殿、南殿も全焼。
改めて木造建築の厳しさを確認。実はこの正殿にはスプリンクラーが設置されています。平成4年の当初から火災が心配され復元には配慮がなされていた。結果を見ると心が痛くなる状態です。

平成4年に建替えられた為、資料はかなり揃っていると思われます。燃えてしまったものは仕方ありません。再建です。木造でなければ意味がないと言うのはお金があればの話です。木造であれば対策をおこなっても、今回のように燃えるときは燃えます。本土の城が木造からRCに切り替わる例もあります。いずれにしても復元を暖かく見守りたいです。

写真:首里城 甦る琉球王国 初版1刷 平成4年 沖縄高速印刷

並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp



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