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2018年06月26日

縮尺

CADで描く現在どんな縮尺にもでき印刷ができます。しかし見る側が慣れていないせいで三角スケールで図りやすい尺度で出力あるいは慣例的な尺度が存在します。

以前1/300を使って怒られた記憶があります。私は数学的な人間なので何が悪いのか理解できませんでした。後に先輩も1/300を使って書いている図面があったので単に機嫌が悪かったのかな~と解釈。パースに縮尺は無いのに不思議ですね^^

昔は設計事務所の下請けをしてたので先方から来るFAXで縮尺の合わない図面に見慣れていた私は縮尺1/56等求めて記載し、普通の物差しだけでその都度倍率を掛けて必要な長さを求めてました。

CADの怖いところは縮尺を間違えるととんでもないことが起きるということです。画面の中では発見に遅れることが多く出力した際、慣れた縮尺で間違いに気付く慣れた尺度での感覚が有利に働くこともあります。

CADで書き込める量が無限に近くなった現在、フリーのCADでも1万分の1mmまで書くことができ。建物の図面を拡大していくとサッシのネジのスクリュー線まで見ることができます。ダウンロードに依存した結果ですが、そもそも図面の目的に合わせた尺度で必要な事項を記すためにむしろ簡略化が必要なレベルだと昔の手書きの図面を見るといつも思わされます。古き良き時代ですね^^

並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp


縮尺



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Posted by 並里義明建築研究所 at 08:59│Comments(0)雑談
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