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2024年02月29日
うるう年、正確な時間よりも宇宙の運動と共に歩む人類。
今日は4年に一度のうるう年。4年に一度の2月29日。そうすることで帳尻が合うことは知っていると思いますが365日が正確でないように思うかもしれませんが逆です。
一日の基準は自転で比較的正確に時を刻んでいます。しかしながら太陽の周りをまわる1年と地球が自転する1日と言う時間とすと、1年は365日+4分の1回転。
1日を基準に365倍を1年とすると太陽基準の1年とずれていくのですね。
地球と太陽は人間の作り出した理想の時計のようにならず。言わば短針が正確に12の時に長針は12に登りきらないのです。これが自然の世界です。
1年で4分の1の回転のずれは4年で1回転分の1日分を足せば正確になると言うのは人間の都合。実は4年より若干余ります。それを補うために更に128年に1回はうるう年を設けない等異例な年も存在します。
原子時計という宇宙よりも正確に時を刻む技術を持った人類です。それでも太陽が真上にあるのが12時。高度が一番下がるのが冬、高度が上がって夏を経てまた高度が下がると1年という天体運動のダイナミズムを基準にする方が肌に合うのです。それに人類の正確な時の尺度をもって余分に足したり引いたりして自然に合わせているのです。面白いですね。
並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp
Posted by 並里義明建築研究所 at 22:44│Comments(0)
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