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2015年05月07日
プレデター建築
近年このようなプレデター建築が雑誌をにぎわせている。ものによっては本当に気付かないものもある。
初めてこのような考えを勉強させてもらったのは大阪の梅田スカイビルである。原広司先生の設計で思想、技術いろいろ素晴らしいものが詰め込まれていた。空中庭園が空に浮いているように見せるために鏡面ガラスを使用するという重力否定にも繋がる考え方である。
かつて権威を象徴し目の錯覚まで利用して高くそして大きく見せようとしていた建築はその情報の密度の多さに徐々に控えめな表現をとるようになった。階数が低く見せたり、ガラスを使い圧迫感をなくしたり。ついには鏡面を使い内に完全に隠れてしまった。本気で地面に潜る建築まである。建築鬱の時代的表現だろうか?パラダイムシフトによる建築のあるべき姿なのか。この究極に思えた建築鬱は新たなパラダイムシフトを迎え再び殻から元気な姿を見せてきている。現在は手法は変化したが表現せずにはいられない状況である。
Commented by 並里義明建築研究所/ AYN
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初めてこのような考えを勉強させてもらったのは大阪の梅田スカイビルである。原広司先生の設計で思想、技術いろいろ素晴らしいものが詰め込まれていた。空中庭園が空に浮いているように見せるために鏡面ガラスを使用するという重力否定にも繋がる考え方である。
かつて権威を象徴し目の錯覚まで利用して高くそして大きく見せようとしていた建築はその情報の密度の多さに徐々に控えめな表現をとるようになった。階数が低く見せたり、ガラスを使い圧迫感をなくしたり。ついには鏡面を使い内に完全に隠れてしまった。本気で地面に潜る建築まである。建築鬱の時代的表現だろうか?パラダイムシフトによる建築のあるべき姿なのか。この究極に思えた建築鬱は新たなパラダイムシフトを迎え再び殻から元気な姿を見せてきている。現在は手法は変化したが表現せずにはいられない状況である。
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Posted by 並里義明建築研究所 at 14:50│Comments(0)
│AYN建築デザイン的観点