AYN:

コロナの為のワクチン開発の話がでるとAIの話が出てきます。ずっと書こうと思ってたのですが今が良い時期かもしれまん^^

AIについて過去にある程度勉強しました。みな仕事が奪われるだとか過剰なことを言いますが、確かに奪われるものは出てきます。

しかし、それは歴史では産業革命だとか、コンピュータ革命でも既に経験しています。今の時代に簿記を転記する作業だとか検算に時間を割くことはほぼ無くなりました。ある程度パソコンに任せられるようになったからです。私たちはリンクが上手くいっているか、数式が上手く入力されているかが主なチェックになっています。AIも同様に人間の判断の手間を大幅に軽減してくれます。

AIとは
基本的に、機械なんですよ。炊飯器だってある程度AIみたいなものだし、洗濯機もAIです。そうなです定義が実は曖昧なのです。とりわけ今注目されるているのがディープラーニングと言う技術が開発されたことによります。この仕組みを体感すると鳥肌が立ちます。人間は凄いものを発明したと驚くばかりです。
脳のニューラルネットワークの再現が・・このような話は他でもいくらでも書いてるので私の言葉で書きます。
結局ディープラーニングは世の中の現象の数々をかたどる作業に等しい。
世の中の現象やアルゴリズムをかたどるのです。
かたどるのにプログラムは必要ありません。ただハンコのように型を取るのです。
世の中の現象のアルゴリズム、雨が降って水の流れ方が決まるように現象も決まるのです。
その山と同じ形をかたどることができれば同じように水が流せるということなのです。
そのためには大量の水を流して型を補正していく作業が必要なのです。
そのためには大量のデータを必要とするのです。
凄いのは大量のデータがあれば人がプログラムを組む必要が無いということです。
なので、大量のデータを通過させた後は自分で判断するアルゴリズムが出来上がっているので回答するのです。
この動画
https://www.youtube.com/watch?v=3JQ3hYko51Y
はニューラルネットワークの仕組の動画ですが、とても素晴らしく上手く再現できている動画です。単なるCGによってそれらしく見せてるのではありません。AIの認知そのものを可視化していて、学習した上で判断を下しているのです。

AIの今後
実用化にはデータを用意する人がAIの仕組や癖を理解した人によるパラメータの設定です。
その人は同時にその分野においてそのパラメータの意味をどのくらい理解できているかにかかってきます。ビッグデータと量子コンピュータが重なると学習が恐ろしいものとなる。
そして出た結果が何でそうなったのか誰も回答が出せない、説明できないという現実が出てきます。AIが答えを出したとしか答えようがなくなるのです。現在のAIでも理由は出せません。


AI時代の心得
蓄積されたノウハウや情報が全て機械が習得できてしまったとき人は別の事をやる必要が出てきます。どんどん若い世代がAIを駆使する時代が来るはずです。その時は私たちがいかに嫉妬せず明るい未来を創造できるかだと思います。専門家の蓄積された知識の上で判断するアルゴリズムはコピーすればだれでもできるようになるのです。それをいかに肯定的にとらえてよりよい社会を創造できるかだと思います。AIの敵は人間の嫉妬に他ならないかもしれません。

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並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp