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2023年05月16日

"沖縄県庁舎の歴史と建設記録、建築家黒川紀章氏による設計

平成2年に完成した現在の沖縄県庁舎、この設計が日本の誇る建築家によって建てられたのをご存じでしょうか?

黒川紀章氏と言えば最近、銀座カプセルホテルの思想やその解体の話で耳にすることがあります。

今から32年前、平成2年に完成した建物ですが、なんと那覇グランドキャッスル(現在のダブルツリー by ヒルトン那覇首里城)より高い。グランドキャッスルは何と17年、沖縄一の高さを誇っていましたが県庁舎に抜かれてしまったようです。

意外ですね。横に大きいからか県庁舎あまり高い印象が無い。その様に意匠的に配慮したとしているのでそのせいもあるかもしれません。

その建設当時の動画を発見したので紹介。その中で色々と面白い情報を抜粋的に紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=g7h3d7G3-Ak

●高層ですが地盤が固く杭は使用していない。

●鉄骨の制作、どうやら沖縄市の仲本工業で制作しているように見えた^^違っていたら済みません。

●最近色々と沖縄の昔の建物で武徳殿の話を聞く私ですが、議会棟の辺りに建っていたのですね。

●建物は鉄骨鉄筋コンクリート構造なのは想像がつきます。外壁は石貼仕上げの施されたパネルを型枠として使用して、そのままコンクリートを流している。外部足場が不要の工法らしい。

●ロビーの白い大理石はギリシャ産。

写真は動画内で一瞬映った、県庁舎の上棟式での鋲締めの儀の黒川紀章氏。




並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp


沖縄県庁舎の歴史と建設記録、建築家黒川紀章氏による設計




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Posted by 並里義明建築研究所 at 23:46│Comments(0)AYN建築構造知識
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