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2015年03月30日

カラトラバ建築

サンチャゴ・カラトラバはスペインの建築家で。彼の作品を多く見ることができるのはスペインのバレンシアであるが。夜行列車で乗換駅が偶然カラトラバの設計であったり(ベルギー)、偶然止まった駅に興奮し、飛び降りあとから調べるとやはりカラトラバ設計であったり(ポルトガル)。ヨーロッパの要所に彼の建築を見ることができる。

エリート建築家は多いが彼ほど分かりやすいエリートはいない。静止的な建築を動的な建築に、つまり可動システムを構築に取り込むのだがドーム建築に見られるような雑なものではなく機械仕掛けでエレガントな構造システムを建物に取り入れる。建築が可動するには機械技術が必要となるが彼は建築のみならず機械分野での博士号まで取得している。そのため建築的な固定的な構造物は彼の革新的な発想により独自のスタイルを確立した。過去の構造は解決法でしか位置付けられていなかったが、彼の建築は美しいフォルムを生み出し芸術の域に達している。彼の構造美学は他者が真似ることができない、巨匠の域に達している。

Commented by 並里義明建築研究所/ AYN

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Posted by 並里義明建築研究所 at 14:18│Comments(0)AYN建築デザイン的観点
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