AYN:

写真で見た方が良く分かると思うのでまずはご覧ください^^前回2013年に訪れた時のものも載せました。
写真それぞれに解説を入れました。


この写真が有名なベンタン市場、僕はこの市場好きなんだけどボッタクリ市場という人もいます。それもそのはず値段がまちまち値引き交渉なしには得な買い物はできません。ベトナム通貨マジックで感覚が麻痺しているのでつい買ってしまいます。私の調査では3倍以上値段に開きがあります。（研究熱心なもので^^）　しかし観光客はここに来ると買いやすい、ここだと英語が使えるというよりも片言の日本語を話してきます。
今回紹介したいのはこの様な店の商人ではありません。


路上では大きなボードにメガネを付けディスプレイボードとして歩きながら販売している人。食事をしているとこの様に群れを成して物を売ろうとする姿。このような人たちは観光客に群がる傾向があり、あまり買う気にはなれない。しかし良い人はあまりのしつこさに根負けして購入してします。色の落ちるＴシャツ10枚とか。


僕が感心するのはこの様な家庭料理のようなレベルのものでも売る即席的な商売。違法かと思いきや警官らしき人もいるから良く分からない。工事現場でもあろうものなら、クーラーボックスに氷をいれカンジュースを入れそれだけで商売を始めている。これを日本だともう年金で自分で稼げないと思うような年齢がやっているのである。この歳になっても額が小さくても稼ぐ喜びがあるって凄いと思った。


この写真なんか何処に店があるの？って感じ^^即席でイスとテーブルを用意し商売をしている。


公共の歩道はもはや私有地化し商いの場と化す。これは料金も取られる立派な駐輪場。店の前の歩道や道はその店の縄張りでそこを貸して商売をさせているようである。日本だと路駐はそれなりの看板がありそうだけど、ここだといきなり見張り番が来て値段交渉、都心では路駐もできない見張り番がいる。


ベンタン市場は沖縄で言う公設市場の様なもので、その周りにはこのような市場が広がっている。


Presented by 並里義明建築研究所/ AYN