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2018年09月05日

台風で屋根の壊れる場所

今回の台風沖縄に最近来てるものより強力に見えますね~
車も倒れてたり~
あまり台風の来ない地域なので被害が目立つというのもあるかもしれません。
屋根の形状によっては㎡あたり300kg以上の力で引っ張られます。
ピーク外圧係数というものが関係してきます。
棟の角が一番大きな値になるのです。
被害の写真等を見ると立証しているように棟の角からやられています。
ピーク外圧係数の強い部分に配慮した固定が望まれ、その部分は他に比べ2倍程度強度が必要になることがあります。
その分下地も強くする必要があります。
すべてを強い部分に合わせることができず曖昧な設計になることもあるので注意が必要です。

参考までに
https://www.kenken.go.jp/japanese/research/lecture/h16/slide/06-1/ref/No1.htm

並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp

台風で屋根の壊れる場所
写真参照元今回の台風の色々な被害写真が見れます。




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Posted by 並里義明建築研究所 at 09:14│Comments(0)AYN建築構造知識
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