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2018年09月06日
建物は震度いくつまでもつのか?
先日の台風に続き今日は北海道で地震騒ぎ。震度6強。
http://news.livedoor.com/article/image_detail/15264158/?img_id=18688112
自然災害の多い日本。
近年の異常な災害頻度は建築基準をも揺るがしかねない気もします。
建物は震度6~7に対して持つように作られています。
と一般的には説明されています。
建物の計算根拠は加速度galから出発して略算的に地震力を算出しています。
震度階と加速度は比例関係にないのでアバウトに震度6~7としています。
また同じ震度でも3倍近く加速度が異なることもあります。
震度6弱で建築基準法で想定される加速度を超えることもあります。
構造物の設計には災害頻度に応じた強度をもとに設計をするのですが近年の災害の多さは人に心配を与えます。
そうすると安易に地震係数を上げようという話が出るわけですがその部分については経済的負担も大きく関わることから期待値を冷静に分析を行い、地震研究の専門家の意見に耳を傾ける必要があります。
問題があると基準レベルを引き上げること目が行くのですが問題は基準レベルをしっかり守れているかに目を向ける方が大切だと考えます。
現行基準を技術的に深く理解することで基準ではそうだけど強めにした方が良い部分が見えてきてより良い設計者の判断ができるのだと思いまうす。
並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp
写真参照元
http://news.livedoor.com/article/image_detail/15264158/?img_id=18688112
自然災害の多い日本。
近年の異常な災害頻度は建築基準をも揺るがしかねない気もします。
建物は震度6~7に対して持つように作られています。
と一般的には説明されています。
建物の計算根拠は加速度galから出発して略算的に地震力を算出しています。
震度階と加速度は比例関係にないのでアバウトに震度6~7としています。
また同じ震度でも3倍近く加速度が異なることもあります。
震度6弱で建築基準法で想定される加速度を超えることもあります。
構造物の設計には災害頻度に応じた強度をもとに設計をするのですが近年の災害の多さは人に心配を与えます。
そうすると安易に地震係数を上げようという話が出るわけですがその部分については経済的負担も大きく関わることから期待値を冷静に分析を行い、地震研究の専門家の意見に耳を傾ける必要があります。
問題があると基準レベルを引き上げること目が行くのですが問題は基準レベルをしっかり守れているかに目を向ける方が大切だと考えます。
現行基準を技術的に深く理解することで基準ではそうだけど強めにした方が良い部分が見えてきてより良い設計者の判断ができるのだと思いまうす。
並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp
写真参照元
Posted by 並里義明建築研究所 at 08:53│Comments(0)
│AYN建築構造知識