AYN:

中国の発展は著しいものがあり、世界第２位の経済大国。部分的な歪があるもののそれらをカバーするのはそう遠くない。多くの問題は先進国が経験しているものが多く改善されるでしょう。構造物の形に夢や希望が溢れている。

その歪の中の構造物に関して、最近目につくのが風に対する認識。以前から建物の構造強度に関しての問題は多かったが、ここ２，３カ月は偶然なのか風による問題が目立つ。

中国・しんせん、７５階建てのビルが揺れる、地震が起きていないので風による共振だと思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=gI3T1gH20YA
橋のガラス床が落下、強風による変形。
https://www.bbc.com/japanese/57067323
虎門大橋、風による共振。
https://www.youtube.com/watch?v=13D2uBK8PpA

突風等は力が比較的認識しやすい。しかし、弱くても特定の波が共振して起こる破壊は理論と実験で確認するまで不透明。現象は風以外の地震でも起こる。東日本大震災では遠くで起こる地震がゆっくり長周期として、マンション建物の上層階で下階の地震よりも大きな被害を出すことが広く認識された。地面の揺れの震度とは異なるので長周期地震動階級１～４が設定された。
https://www.youtube.com/watch?v=3H3_x9oPnBw



不思議な振動は厄介だけれど味方につけると魔法のように役立つ。
投稿写真：　振動の世界1971：
https://www.youtube.com/watch?v=t1Qz_buAsuQ

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並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp