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過去の記念動画連続再生

2022年02月06日

左利き、右利きそれは慣れの問題。

どの様に利き手が決定されるかと言う動画があります(画像元)
https://www.youtube.com/watch?v=JyCsf_DmWHQ
結論として現在のところ環境的要因が大きいとしています。
興味深い内容として、左利きは脳の使用領域が反転すると思っていたのですがそれは3割程度で、7割は右利きと同じのようです。

SDGs左利きへの配慮(2月10日は左利きの日を前にした内容)
https://www.youtube.com/watch?v=ADrwKZybMEA
考え方によっては問題点では無いもの、両利き仕様に出来そうなものがある。
動画内の問題項目と()内に解決方法を書いた。
ノート(言語問題)
ハサミ(左右それぞれのハサミを作る必要がある)
食事カウンター(76㎝間隔にする)
時計のリューズ(慣れ)
ドアハンドル(反対側から開ける場合左利きに有利では?)
冷凍ご飯(文字方向にこだわらず開け口を手前に、ひし形状に配置)
レードル(注ぎ口を無視してお玉の要領で使用またはお玉を使用)
答案用紙(言語問題)
テーブル付きチェア(両利き用の開発)
駅の改札(利き手が鞄で塞がる場合逆が便利の場合もある)
寿司(斜め45度ではなく0度にする)
ビデオカメラ(両利き用の開発)
コインパーキング(慣れ、左ハンドルでは常識)
手帳(言語問題)
言語の向き(言語問題)

ハサミは左右それぞれ作る必要がある、市販されている両利き用は上辺で右利きとなっている。真の問題点は左手に持つと歯が邪魔で切断部が見にくい言う問題を克服できていない。

言語問題は多岐にわたり、そもそも縦書きの場合は右利きが汚れる。横書きでも日本はかつて右から左に書いていましたが、江戸から明治に西洋の影響で変更。書きやすさとは全く関係が無い。サウジアラビアは右利きが多くても横書きは右から左、SNSでもそのように表示され、デジタル上はどちらにも対応できる。

左利きは少数派なので多数派が便利なように全てが出来上がっていると思う傾向も強い。

車のギアーはどうでしょうか?左手でできるように訓練したから操作できるのです。カーオーディオも左です。操作が手元の場合も不思議とハンドルの左側で、左手で操作するのが殆どです。

利き手はハンドル操作で重要と言う方、左ハンドルでは全て逆の習慣が根付いています。

ここで重要なのは与えられた状況に対して人間は適応し、慣れるのです。慣れるとそれが当たり前に感じることが分かります。今更ギアーを右にして欲しいとは思いません。

システムは統一することによって世の中は便利になっているので、多数に慣れる方が良いです。過保護に多様性を持たせてユニバーサルデザインや左右それぞれの製品も良いけれど、言語等の最終的な限界がある以上右利きになれる方法が最終的な近道。

右利きに対応する努力は必要だと思います。早い内に。矯正したという記憶がある自体遅いのかもしれません。私は指を組んでも、腕を組んでも左側の親指、腕が上に来ます。スマホだけは左手で操作な潜在左利き。どうでしょうね^^

冒頭で書いたように左利きでも右利きと同じ脳を使っている方が多い現実があります。どの手が操作しやすい、発達が遅れる等選んでいる場合でない片腕の人もいます。
片手で運転する女性
https://www.youtube.com/watch?v=p7osg1ezCIE
ここで重要なのは、与えられた特殊な装置を彼女は選ばなかった。将来のために多数の人が使う普通の車を運転することを選んだ。ウインカーの位置を右手側に移動することも検討したが車の保障違反になるのでそのままにした。現在では普通に運転できる。(運転の事前テストではなぜ左手を使わないのだと指摘されるほど腕が無いことに気付かれなかった。)
逞しくて素敵な話ですね^^

右利きに直すタイミングを失い、言語問題など最終的に解決できない問題で苦労しないためにも。


並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp
※工事による迂回ルートのお知らせ。
http://namizato.jp/posts/post3.html


左利き、右利きそれは慣れの問題。



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Posted by 並里義明建築研究所 at 22:34│Comments(0)AYN哲学的思考
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