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2022年12月17日

本日は第10回ヘリテージマネージャー講習会、首里城火災拡大に漆は関係ない。

本日はNPO法人首里まちづくり研究会 理事長 伊良波朝義氏(義空間設計工房代表)
沖縄県工芸振興センター陶芸課 講師 森田哲也氏(漆芸舎 伍 漆工芸)
を講師に招いて行われました。

本日はあいにくの天気で雨の中、集合場所の金城町の石畳が変更される等いろいろありましたが無事行われました。

ネタバレしますので今回も伝えたい部分のみを抜粋紹介します^^

伊良波氏が同法人での活動を報告してくれました。17年も活動しているようようで頭が下がります。

龍潭通りの景観は同法人の功績が色濃く、琉球石灰岩の歩道は非常に魅力的な首里城周辺にふさわしい景観を演出しています。

首里城消失をきっかけに同法人を含めた6つの首里城周辺関連組織からなる、首里社地区まちづくり団体連絡協議会が立ち上がったようです。対立ではなく和を持って進む動き良いですね。

50年先を見据えたビジョン。これからも忙しくなる首里。大渋滞に備えた構想を今から準備する必要があるようです。

座学会場「首里染織館suikara」は伊良波氏の設計によるもので入った瞬間から綺麗な仕事を感じ取れる空間に仕上がっていました。本筋ではないものの見学もさせてもらい満足。

次に森田氏の講義は漆に関する者でした。調べると分かる一般的な話は抜きに私の質疑した内容を抜粋します。

私の漆の認識は首里城の消失時で止まっていました。漆は延焼を早めると言うもの。森田氏にこの話をするとその情報は誤りだと、説明を受けました。
東京理科大の協力で検証してるようです。
https://www.qab.co.jp/news/20210625138947.html
これは一番衝撃で建築における漆の明暗を左右する重要な内容。

次に、私は以前から浦添美術館の常設に漆が展示されていることを知っていましたが、そのことも聞くことができました。全国に漆に関する美術館は3つあり、最初にできたのが浦添美術館だということ。

漆を一般建築で使うのは高価なのはわかるがどのくらい高価なのか気になった。カウンターや木ドアハンドル、和紙に漆を施した壁紙等いろいろあるものの。数万円からできるということです。まだぼやけていますが^^


悪天候のはずが良い天気。じつは私。こどもの国に続き今回も日にちを間違え、先週一人で金城町の石畳に集合していました。忙しい時に色々やってしまう私ですが、応援よろしくお願いしますw



並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp


本日は第10回ヘリテージマネージャー講習会、首里城火災拡大に漆は関係ない。



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Posted by 並里義明建築研究所 at 21:50│Comments(0)ヘリテージマネージャー関連
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