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2015年03月31日

建築の無い世界

この写真の所在地は不明だが雨の多い日本では不向きなので真似は難しい。ギリシャともなると殆ど雨は降らないし、夕方は涼しい。ギリシャの家具屋はフェンスで囲われた広場に商品を置き夜も屋内へ片付けることはしない。この写真の面白いところは平らな大地削ったものをソファーの背もたれとしているところプラス・マイナス・ゼロ。即席でできる豊かな演出。家具のみの建築は存在し得るだろうか?

建築をしている人であれば建築とは何か?と聞くと少なからずシェルターという答えが返ってくる。これは建物はそもそも自然から人を守る、雨嵐、直射日光、敵や獣を避けることが第一の目標とされているためである。

小さな頃、昔、近所でガラクタを集め秘密基地を作って遊んだ、透明なアクリル板を窓にしたり、火を燃やして芋を自己流で焼いたり。家はいつしか、金が無くても借金をしてでもある程度のクオリティーを保たなければいけないような社会的洗脳が人を貧しくしているような気がする。

Commented by 並里義明建築研究所/ AYN

建築の無い世界
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Posted by 並里義明建築研究所 at 11:00│Comments(0)AYN哲学的思考
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