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2021年04月13日

あなたの悩みが小さく感じる広大な宇宙、宇宙が小さく感じる数学の世界。

人間の悩みなんて本当にちっぽけな存在、それは宇宙の大きさを考えるとそう思えます。
参考動画。
https://www.youtube.com/watch?v=7UqHrIPprUQ

しかし数学の数の中には恐ろしく巨大な数を扱う分野があります。その観点からすると宇宙でさえも意外に小さいと感じるようになります。

一般的に大きな数を表すには指数を使います。宇宙の大きさでさえ138億光年だとしても10の28乗mと指数で簡単に表現でます。宇宙全ての原子の数でさえ10の80乗個程度として知られています。

Google社の名前はgoogolと呼ばれる巨大な単位に由来し、膨大な情報を処理すると言う意味を込めているそうです。その1googolは10の100乗になりますがそれでも指数で簡単に表現できてしまう。

人間の脳は小さいけれどこのように宇宙空間の原子数の様な巨大な数を想像することがでます。驚くことに人間の創造的な数はこれだけでには留まりません。

巨大な数はいくつも提案されているため切りがありません。人類が証明に使用した最大の数と言われるのがグラハム数と呼ばれ、ギネス登録されているものがあります。

一般にどんな大きな数も指数表記すれば事が足ります。巨大数は指数の上に指数を重ねる概念にはじまり、クヌースの矢印表記と言うものがその代表。

では「グラハム数は指数を何段重なるくらいなの?」と聞きたくなりますが指数を何段と言うことすら難しいくらいの巨大な数です。敢えて私の言葉のイメージとしては「指数に指数が指数の指数の・・・・指数段並ぶ」と言う感じです。

クヌースの矢印表記に関する動画
youtube.com/watch?v=bhw_0Q1mj4Y
グラハム数に関する動画
https://www.youtube.com/watch?v=yq49hjdekzQ

私たちは学生の頃簡単に無限大だとか無限に発散だとか簡単に使ってきましたが真剣に大きな数に向き合うとこうなるんです。 指数で表現できない程大きな数があるとは驚きませんか。

と言うことで宇宙は指数で表現できるので数としては知れています。このような巨大な数を想像できる小さな脳が不思議でしょうがない。


並里義明建築研究所/ AYN Architect Yoshiaki Namizato
http://namizato.jp

あなたの悩みが小さく感じる広大な宇宙、宇宙が小さく感じる数学の世界。




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Posted by 並里義明建築研究所 at 22:00│Comments(0)AYN自然科学
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